語学留学経験者のケース|株式会社JTB

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就職成功の秘訣

語学留学経験者のケース
今月の成功者
新井樹貴さん (22歳)
株式会社JTB 内定

約半年間の休学留学を活かし、人気の企業3社から内定を受けた新井樹貴さん。留学で何を学び、就職活動にどう活かしたのか。1年間卒業を遅らせてまで留学することを決めた理由、ホストファミリーや友人たちとの交流、帰国後の就活のコツなどについて話を聞いた。

成功のポイント
  1. 恐れずにチャレンジしたこと
  2. 明確に目標を設定したこと
  3. 留学ジャーナルのキャリアカウンセリングを最大限活用したこと
新井樹貴さんのステップアップ
  • 2016年 12月 神奈川大学経済学部経済学科の3年次に留学を決意し、留学の資料を集め始める

  • 2017年 4月 大学4年次を休学し、カナダのILACバンクーバー校(International Language Academy of Canada)の一般英語コースに入学

  • 2017年 9月 帰国。すぐに1回目の留学ジャーナルキャリアコーチングを受け、就職活動の流れや半年の語学留学のアピール方法などを相談

  • 2017年 10月 大学に週3日で通いつつ、自己分析、企業研究、インターンシップ等への参加を開始

  • 2018年 3月 志望業界へのエントリーに向け、2回目のキャリアコーチングを受ける。留学経験やアルバイト経験をアピールするためのアドバイスや、エントリーシートの添削、面接対策など積極的にキャリアサポートを受ける

  • 2018年 6月 株式会社JTB、JR東日本、日本光電の3社から内々定を受ける。最終的に株式会社JTBに入社の意思を固め、他社を辞退

  • 2018年 9月 同大学を卒業

  • 2019年 4月 株式会社JTBに入社予定

「日本を客観的に見ることで、日本の企業や業界の魅力を再発見。留学を通して価値観が広がり、留学前とは違った業界、会社へも魅力を感じるようになりました」

長期で留学するなら大学生の今しかない!

新井樹貴さんが留学を決意したのは、大学3年の冬。同年夏から企業のインターンシップに参加するなどして、いち早く就職活動を始めていた新井さんだが、グローバル化が進む今、海外経験がないまま就職していいのかという思いが常に頭にあったという。そんな中、参加した大学主催のクリスマスパーティで外国人の学生とまったく話すことができない自分が悔しく、大学を休学して留学することを決意した。

「1年間、卒業と就職を遅らせることに関しては、まったく迷いはありませんでした。浪人や留年している人もたくさんいるわけだし。それよりも、社会に出てからでは長期で海外に滞在することは難しく、留学するなら学生の今しかないと思い、決心しました」。

留学の目標として、英語を話せるようになること、異なる文化や環境のなかで適応能力を鍛えること、日本を外から客観的に見ることで日本をより理解することの3つを掲げた新井さん。

英語力については、留学前480点だったTOEICのスコアは750点まで上がり、レベルの高いクラスでも物怖じすることなく英語で自分から話しかけて会話がスムーズにできるようになったとき、自身の英語力アップを実感した。

また、友人やホストファミリーとの交流は、日本とは異なる習慣や価値観に出合うきっかけになったという。

夜9時すぎでも明るいカナダのビーチで、夕食後仲間と集まってお菓子を食べながら語り合ったのが一番の思い出です(左端が新井さん)

「ホームステイ先は一人暮らしのホストマザーだったのですが、とても気難しい人で冷蔵庫を使ってはいけないとか、シャワーは10分以内とか、とにかくハウスルールがたくさんありました。でもそれに文句言っていてもしょうがない。いろんな考えの人がいるのは当たり前なので、自分と価値観が違う人とどう信頼関係を作るか、修行のつもりでいろんなことを試しました。たとえば家事を手伝ったり、早起きのホストマザーに合わせて早起きして会話する時間を増やしたり、日本から持っていた日本を紹介する写真や動画を見せて会話を膨らませたり。そうするうちに、だんだん心を開いてくれて最終的には自分を信頼し、別れを惜しんでくれるまでになりました」。

語学学校のクラスメイトやルームメイトなどとも、それぞれの国の習慣や宗教観、結婚観などについて語り合うなかで世界中にさまざまな価値観があることを実感した。

「ほかの国の人の考え方や習慣を知り、それを受け入れることで、今までとは違う視点から物事を考えられるようになりました。そうすると自然とどれが自分に合っているのかを比較できるようになり、あらゆる面で選択肢が増えました」。

日本をしっかり知ることこそ異文化理解の第一歩

約半年間の留学を終え、帰国後すぐに就職活動を開始した新井さん。

「留学して改めて、日本の治安の良さやインフラ整備の水準の高さを実感し、英語を活かした仕事よりも日本の魅力に貢献できる仕事をしようと、インフラや医療など日本が世界に誇る事業を軸に就職活動をすることに決めました」。

もともと鉄道業界への就職を目指し、JR東日本を第一志望に考えていたが、帰国後、JTBのインターンシップに参加した際、日本の魅力を磨き上げ伝えていく仕事内容や事業フィールドに共感。そして何よりも、社員の人たちが生き生きと働く姿に惹かれ、JR東日本とJTBの2社に絞って就職活動を続けた。最終的に両社を含めた3社から内定を受けた。

「ずっと第一志望にしていたJR東日本ではなくJTBを最終的に選んだ理由は、説明会で社員の人たちが学生一人ひとりに対して親身になって話を聞いてくれる姿勢や、彼らの仕事に対する誇りに感動したから。留学してみて、自分の強みは国籍、年齢、性別を問わずどんな人とも信頼関係を築けるところだとわかったので、この強みを活かし、日本に貢献できる仕事をしたいと、JTBを選びました」。

努力したことは、"とにかく準備をしたこと"と語る新井さん。これまで自分は何をしてきて、そこから何を学び、それを企業でどう活かせるか、という自己分析をしっかりしたうえで、業界分析、企業分析などを細かく行ったという。

「就職活動では、インターンシップやOB訪問、説明会への参加や面接、試験など様々な活動があります。その都度、初対面の人には積極的に話しかけて質問をしてみたり、答えてくれた担当者にはお礼のメールを書いたり、一度お会いした人にはきちんと挨拶をしたりと、面接以外でも礼儀を大切に感謝の気持ちをもって活動していました」。

シアトルのセーフコフィールドにて、人生初のMLB観戦!野球大好きなので幸せでした!

実際の選考試験以外でも細かい配慮を怠らず行動をしていた新井さん。こうしたコミュニケーション能力の高さに加え、粘り強さや積極性が評価してもらえたのかもしれない。最後に、これから留学を考えている人へのアドバイスを聞いた。

「留学前に英語と同じぐらい日本のことを勉強することをお勧めします。というのも、自分の住む国の文化や慣習、歴史などを知っていることで初めて他国と比較でき、理解することができるから。それによって、日本にいるとわからなかった業界や仕事の魅力の発見につながり、帰国後の就職活動に役立つと思います」。

キャリアカウンセラーが分析

新井さんの就職成功の秘訣はずばり、目標達成力とバイタリティです。新井さんは大学4年次の前期を休学し半年間の留学をしました。大学生の休学留学の場合、「半年間の留学だと就活のアピールにならないのではないか?」「就職活動が遅れてしまうのではないか?」といった不安を持つ方が多い傾向にあります。新井さんは事前にしっかり目標設定をすることで、そうした一般的な不安要因を全て克服し就職に成功することができました。

まず、新井さんは留学期間を半年にし、残りの半年は日本で就活準備に専念するという明確なプランを立てていました。留学期間は半年間と限られた期間でしたが、短いからこそ学校では積極的に自分から発言することを心がけ、ヨーロッパ、南米と幅広い国籍の友達を作りました。結果、TOEIC700点以上を習得し、見事、留学前に設定した目標を達成されています。また、最初はつらかったホームステイ先でも、積極的に交流することで最終的にホストマザーとよい関係を築くことができ、留学を通して自分自身の強みを再認識することができました。

帰国後、新井さんは「留学経験で実感した日本の強みに貢献できる仕事に就く」という軸をしっかり固め、持ち前の行動力で就職活動が本格スタートする前から積極的にインターンシップやOB訪問を行い、企業研究を進めていきました。実際に会社や社員と話す機会を積極的に作ることで、業界を絞るだけでなく、行きたい会社を明確にすることができたのです。その結果、行きたい会社にターゲットを絞ってアピール度の高いエントリー書類を作成→書類選考通過→内定につながったのだと思います。常に自分の足で行動し、「自分がどうしたいか?」ということを明確にしてきた新井さんだからこそ、最後までにブレずに自分らしいキャリア選択ができたのだと思います。

もし、まだ自分のやりたいことが見つかっていないという人は、留学期間を通して、自分のやりたいことを見つけることを目標のひとつにするのもよいかもしれません。新井さんのように、しっかりと目標を設定してそれを達成するためにバイタリティをもって取り組めば、就職成功の道が開けるはずです。

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